フェイさんと相川さんからComic Batonまわして頂きました。ごっつ長いですよ(^^;) 作家名は敬称を略させていただいてます。
■Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
この間、本棚を購入する時に、入る冊数の目安として中くらいの本棚(全部漫画)の冊数を数えてみたのですが、300冊以上有ったので、それを元に考えると…。背の低い本棚が一本。大きい本棚が2本。本棚&本ブッ積み場と化してる机一台。本棚に入っている旦那の歴史小説を抜かしても1000冊ぐらいだと思います。 本棚に限定せずに考えると、ダンボールに入っている本10箱以上。多分合計で2500〜3000冊くらい(めちゃアバウト)有ると思うのですが、旦那の本も入ってるので自分の本はその半分かな?旦那との共有本も含めると2000は越えると思うのですが数える気にもなれないので適当で(^^;) 夫婦で本オタクなので凄まじい冊数で有ることには間違いないです。これでも自分は厳選して買ってるんですがねー(^^;) あ、同人誌も入れるなら、奴らは薄いので同じスペースでもかなり入るから数跳ね上がるか…うーん、よく床抜けないなー(^^;;; ■Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
『アイシールド21』 以前も雑記で語りましたが、魅力的で多彩なキャラクター陣に、高い作画力、画面構成の匠さ、さりげない伏線の張り方に、テンポの良いストーリー展開。 さらに、お笑い部分もしっかり押さえて有って、漫画的誇張表現がストーリーにも、絵にも見事に表現されています。 ギャグでは豪快に漫画ならではの誇張表現になりますが、本筋では現実的な挫折も有り、悔しい思いをバネに努力する各キャラの姿などに心打たれます。 近年まれに見る秀作、いや、逸品と言っても良いと思います。絵柄も、私が大好きだった時代の鳥山絵を思わせるデフォルメ具合と線の柔らかさと画面の丁寧な描き込みで大変魅力的。 丁寧なのは本編だけでなく、1巻の巻末に有る「泥門高校大図解」や「泥門高校周辺地図」の詳細さに舌を巻きました。原作と漫画のご両人が本当に作品を愛してるんだなぁと感じます。 特に作画の村田さんは、本当に絵が(キャラが?)お好きなんだなぁと思います。週刊連載で今14巻。常に漫画ばかり描いてたら仕事以外で絵を描くのも疲れるんじゃないかと思うのですが、コミックス6巻から、カバー外すと描き下ろしイラストが有るんです。しかも8巻からは表裏表紙の両方に描かれてます。たまに2色カラーだったり、何パターンも有る年賀状イラストだったり。村田さんはおそらく、漫画で受けたストレスを漫画を描く事で解消する手塚治虫レベルの漫画好きなんだろうなと思います。 カバー裏、お気付きで無い方、是非見て下さい!
■The last comic I bought (最後に買った漫画) 『医龍 Team Mwdical Dragon』9巻 日本の腐った医学界を改革するために戦う加藤助教授(春麗似のナイスバディ)に引き抜かれた、天才外科医朝田。朝田は医学界から干されていた身で、地位は無い。が、自由奔放で勝手な行動を取るため、改革の日まで教授に取り入っている加藤は、数々のトラブルに巻き込まれる。しかしその都度朝田の天才的な手術でトラブルを回避。そして朝田によってまた一つ命が救われる。無茶な行動は患者の命の為なのだ。 しかしその無茶な行動で教授から切られそうになる加藤は頭の良さをフルに活かし教授にメリットの有る提案を出し、しのいでいたのだが…。 策略と奇策の応酬に、朝田の豪快な性格と確かな技術。一癖も二癖も有る朝田のチームの中で、一人、研修医の伊集院が、普通の人が感じるで有ろう失敗や失脚への恐怖などを演出します。月並みな研修医だった伊集院も、朝田に揉まれ格段に腕と知識を上げているのも面白い所です。 何気に筋肉キャラが多いのも個人的にお気に入り(笑)
■Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)
5作品に絞るなんて、なんて難しい質問なんだ(^^;)有りすぎて絞り切れないけど、あえて絞るなら、読み始めたら「やめられない止まらない」になる作品で行きたいと思います。
聖闘士星矢 三国志 ガラスの仮面 黒髪のキャプチュード お父さんは心配症
すでに「TXT」で語っている物ばかりですが、さらに詳しく書いてみる事にします。
『聖闘士星矢』 私はコレでオタクになりました(笑)なので絶対外せません。トップに来て当然。 何故こんなツッコミ所満載なのに燃えられるのか!?他の漫画家が描いた作品に出て来たら即座に笑いそうなキャラにマジ惚れるのか!?どうして車田絵のイラスト集を買ってしまうのか!?それこそ車田マジック!「伏線の行き場が無い!?」とか、「ここまで引っ張っておいて!?」などとツマラン事に拘る漢(おとこ)では無い!!むしろ細かい事を忘れさせてしまう何かが有る!車田のストーリーには熱き魂が込められているのだ!!もの凄い剛速球!!それが私の魂を打ち抜き持って行ってしまったのだ!!ヌオー!!オレの魂お前にくれてやる!!黄金聖闘士燃えー!! という勢いで読む漫画です(笑) この、いじる余裕の残された良作漫画が、同人魂も震え立たせるのです。オレにも描かせろ!!と(笑)
『三国志』 この場合の三国志は、全60巻の横山光輝三国志です。 数ある三国志漫画でも、これほどまでに長編で描いてある漫画は有るまい。さすが大御所!そしてなぜ大御所になれたかも、読書中のトリップ具合で納得出来ます。60巻も有るのに読み始めるとヤバイくらい読みます。止まりません。 昔からの作家なので絵は古いです。ぶっちゃけ顔の描き分けもあまりついてません。構図やコマ割りも単調です。が、これほどまでに引き付けられるのは何故なんだ!?元から有る三国志の魅力は勿論、横山光輝の味な表現で魅了されるのだと思います。彼の作品は他の作品でも面白い。引き付けられる。このネームの上手さが横山光輝を大御所にしたのだと思います。 短い筆髭の張飛や、糸目の趙雲、蟹頭の徐庶。本来の彼らとは違った漫画的誇張表現も魅力的な味わいになって、読んでる間は「糸目じゃないと趙雲じゃない!」などと思わせるほどに強力です(笑) 間者が忍者のようにパッと現れるシーンなど、ナンデヤネン!も楽しめます(笑)
『ガラスの仮面』 まだ終わってませんが…というか終わるかどうか不安ですが(^^;)作品は充分楽しめる良作です。少女漫画で読み出して止まらない作品は、私的にはあまり無いのですが、これは止まらない!作中に『キッスは目にして』で演技するシーンなど、長期連載ゆえのギャップを感じてしまう所も有りますが、それらで一瞬アレレ?と思っても、すぐに作品に戻れる魅力が有ります。絵柄も勿論古いのですが、気になりません。例え姫川亜弓が「マヤ…恐ろしい子!」なんて天才的なマヤの演技に白目&顔縦線でショック受けようと、ネームが匠なのですぐにその世界に慣れます。美内すずえ…おそろしい子!(笑) 中でも「2人の王女」は秀逸です。本来のイメージと間逆の役を演じる為に真剣に努力するマヤと亜弓の姿や、間逆を見事に演じた成果。この2人が真に好敵手であるという事を「2人のヘレン」以上に印象付けた話だと思います。むぉー!!ライバル好きの私には鼻息荒くせずには読めないッス!
『黒髪のキャプチュード』 これまでの3作と違って知らない人も多いのではないかと思うので解説。マザー単体からしか子供の生まれない惑星へ迷い込んでしまった地球人キャプチュードと父親の満児。地球へ戻る為の資金を調達するためにトレジャーハンターとラーメン屋を生業にする。が、何所へ行っても地球人の証で有る黒髪を見られる度「呪われた受精生物」などと激しい差別を受けてしまう。 差別問題をテーマにしているとても重い漫画かと思われたでしょうが、キャプチュードの強さと自信過剰な態度が悲痛さを緩和し、キャプに猛烈な想いを寄せるキャメルの存在が痛々しさを暖かいものへと変えてくれます。そして何より見田竜介のテンポの良いギャグが重いテーマを忘れて読ませてくれます。ドタバタなギャグの中にシリアスが存在する感じなんですが、その切り替えが見事で、笑いと真剣の両方を楽しめる作品です。 画面構成も素晴らしく、姿が見えないほど動きの早い敵が、鉢植えが落ちるその一瞬に猛攻撃する様を描いた演出と、広がりの有る画面構成は、まるで映画を見ているかのようでした。バトルシーンの描写にも迫力が有ります。 ギャグ伏線からの画面演出(恋人の丘のラストなど)も効果的で素晴らしく、よく練って有る演出だと思いました。 キャプを慕う惑星の人間もポツポツと増えて行きます。しかし、マザーに危険人物と見なされキャプ達一行に容赦の無い攻撃が…。シリアスな展開が主になる後半のストーリーは、何度読み返しても涙が出ます。 作者の見田さんは、過去にとても辛い経験をされてるそうですが、そういった経験からか「悲痛」の表現がリアルに読者へ伝わります。が、それだけで無く、救いの部分の暖かい描写も上手い。きっとこの辺りも経験を活かされているのでは無いでしょうか。 クセの強い絵(特に体系)なので、読む前から拒否される方も居るのではないかと思いますが、私はこの作品が仮に自分の嫌いな絵柄でも「好き」と言えると思いますので、未読の方には是非読んで頂きたいです!
『お父さんは心配症』 トリがコレか!?そうそう、コレだよ!コレ抜きには語れねぇだろ!!私の幼少期に強烈な笑いと激しいインパクトを与えてくれた逸品! 男性には馴染みが無いと思うので解説。父子家庭の典子に初めて彼氏が出来た。しかし、父親は病的な心配性。正に心配症なのだった。心配してくれるだけなら良いんです。しかしこの父、典子の彼氏北野君を抹殺する勢い…というか殺る気満々です。さらに危ないサブキャラ続出!まともなのは彼氏の北野と典子だけ!しかし後半北野までハジケてしまい…。ある意味輝いた彼を見た!と思いました(笑) 流血アリ、失禁アリ、アッチの世界への扉アリ、こんなキてるギャグ漫画が「りぼん」に載っていたとは思えない!良くやった!りぼん編集部!お前の判断は正しい!!(笑) ぶっちゃけ絵は上手く有りません。しかし、読み進めるうちに、この絵だからこそこのギャグは冴える!と思える事でしょう。
■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名) あんまりバトンとか好きじゃ無い方も居るようなので、ここでストップした方が良いかなーとも思ったのですが、漫画スキーとしては、どんな漫画がオススメか知りたいので渡してしまいます。でも、ご興味無いようならスルーして頂いて結構ですので、バトン渡された皆様お気になさらずに。
いそぢんさん(ご興味有りましたら) tomさん(お時間有りましたら) 春陽さん(摩陀羅を語って頂きたい) くりたん(ご多忙だから見て無いとは思いますが一応) よいちさん(育児で忙しいようでしたらご無理なさらずスルーして下さいね) |