お久しぶりです。生きてます(^o^;) 最近拍手を沢山戴くので、何かせねばと思ったのですが、まとまった何かは出来そうに無いので、先日Twitterのお題で書いたカイカチュSSをUPします。 本当は挿絵付けたかったのですが、どうもそれやってると来年になりそうな気がしたので、SSのみのUPです。スイマセンm(_ _;)m
お題は以下の通りで、3つのお題を文中に入れるというアレです。 『カインとカチュアへの3つの恋のお題』 振り向いた君を強く抱きしめた/衝動に身を任せた/準備はいいかい?
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 「カチュア!」 振り向いた君を強く抱きしめた。投槍は彼女の蒼い髪をかすめ、城内の壁に突き刺さる。野戦と違い、ドラゴンに乗れない城内のDナイトは防御力が極端に落ちる。今は死角からの手槍だったので、無理に引き寄せる形になった。 「無事か?」 胸に抱いたカチュアの顔を見ると、赤面しながら酷く狼狽していて、言葉をとぎらせながら、「大丈夫」と言うのに精一杯の様子だった。一人前の騎士がこんな助けられ方をしたから、羞恥に震えているのだろうか。俺は彼女の名誉の為に素早く腕を解こうとした。が、その時。左頬にかかった髪がハラリと落ち、派手な違和感に目が止まった。 そこには、先程の手槍がかすめたであろう一筋の傷が有り、赤い血が頬を伝っていた。 何故か突立的な苛立ちが抑えきれず、その衝動に身を任せた俺は、手槍の主に突進して行った。 狙い通り急所を突き、一撃で仕留められたが、すぐそこまで敵の増援が大勢詰めかけて来るのが見えた。俺はカチュアに振り返り尋ねる。 「準備は良いか?」 「勿論!」 きっとそう言うだろうと思っていたが、そのとおりの小気味いい返事が返って来ると、やはり心強い。彼女の自信に満ちた聡明な顔つきには、先程の狼狽は微塵も感じられない。立ち直りの早さも、強さの秘訣だ。 俺は、前線を行き渡れる数少ない女性騎士、カチュアと共に、増援へと駆け出した。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
そんなわけで、甘々なお題なのに、甘くならないうちのカイカチュでした(笑) うちのカチュアがカインを意識し出すのは戦後なので、ちょっとパラレル入ってますが、うちのカイカチュは大体こんな感じってのは出せたかなと思います。
あ、先日オリジナルのワンドロもやったので、最後まで描いてUPろうと思ってます。 あとは、そろそろ年賀状か…。今年のも完成してないのにもう次かよ…。今年中に信長仕上げたいと思います。色々と途中で放置してる物が多くてイカンですね。新作も描きたいけど、まずは未完成を完成させる方向で頑張ります。 SSはそういう意味でも、気軽に創作出来るから良いですね。このくらいの長さならすぐ書けるから良いな(^o^)♪
拍手いつも有難うございます!いろいろとままならないけど頑張ります!
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